いつの時代も日本人が愛してきた温泉。旅先で温かい温泉に浸かるのが何よりもリラックスできる、という人も多いのではないでしょうか?
でも、温泉は単なる楽しみにとどまるものではなかってのです! 「温泉療法」という考え方があることを知っていますか? 温泉療法とは、温泉を利用することで病気や傷を治療する、立派な医療法の一つなんです。
各種の温泉成分が体に効くのはもちろんのこと、温泉に入るということ自体も3つの作用をもたらすそうです。
一つ目は温熱作用。温泉の熱によって新陳代謝が活発になったり、汗とともに老廃物を排出させる効果があります。
二つ目は水圧作用。湯に浸かったときの水圧により呼吸数が増え、心臓や気管支系の働きを活発にさせる効果があります。
三つ目は浮力作用。お湯の中で体が軽くなり、筋肉のこわばりや痛みが和らぐ効果があります。
そんな温泉療法には、さまざまな種類が存在するんですよ。
もっとも一般的な「お湯に入る」方法だけでも、全身浴・半身浴・部分浴をはじめとし、打たせ湯や寝湯など多数の方法があって驚きます。基本的に、体が弱っている場合ほど、お湯につかる体の面積を少なくしていくことになるそうですよ。
温泉の蒸気を利用した箱蒸し湯や吸入法は、特に気管支系の疾病に有効。湯に浸かることが難しい場合などには、砂風呂や岩盤浴がお勧めです。血行促進の効果が非常に高いわりに、血圧が急変するなどのリスクが低いことが特徴なんです。
また、温泉を飲む飲泉は、温泉成分を直接体内に取り込むことができる方法。温泉成分によっては希釈が必要なため、利用する際は専門家の指示を仰ぎましょう。
このように、温泉療法はその方法も効果も多様なもの。気になる症状がある人も、自分に合った温泉療法を発見できるかもしれませんね!