温泉というとついつい「入浴」を連想してしまいますが、温泉成分を直接体に取り込むことができる「飲泉」はぜひ試してみたいもの。脱衣などの手間がかからず、湯疲れや湯あたりの可能性もないため、気軽に効果を実感できそうです。
調べてみると、飲泉は、医療として温泉が捉えられていた古代から、積極的に行なわれていたのだとか。特に炭酸泉は効果が高いと考えられ、薬のように取り扱われることも少なくなかったんだとか。
現在も、飲泉を推奨している温泉地は多数存在します。温泉地で、飲泉専用の場所があったり、コップが備え付けられていたりしているのを見たことはありませんか?
では、飲泉にはどのような効果が期待できるのでしょう?
先ほど挙げた炭酸泉は胃腸の働きを刺激するため、消化器系の内臓の働きを活発にしたいときにおススメ。また、硫酸塩泉は胆汁の分泌促進や動脈硬化予防に効果的です。アルカリ性泉は痛風や十二指腸潰瘍、逆に酸性線は胃炎に効きやすいのだとか。
飲泉を行なう際には、早く効果を得ようとして大量に飲まないように注意! 胃腸を痛めたり、気分が悪くなったりすることがあるのだそうです。基本的には、100ml程度をゆっくりと飲むことがよいとされています。
さらに、飲む時間帯にも注意。適度な空腹時に少量を飲むのがよいため、食後すぐや寝る前にはやめておきましょう。特に睡眠前の飲泉は、排尿が近くなってしまうそうなので注意したいですね。
飲泉は内臓に直接温泉が触れるため、どこでどんな温泉を飲むかということはとても重要。たとえば、循環風呂の注ぎ口から出てきたお湯は、衛生的でない可能性が高いんです。
しっかりと管理された状態で、飲泉に向いた泉質が適度に希釈されていること。効果的な飲泉のためにも、これだけはチェックしてくださいね!