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温泉と似て非なるものとは?

そもそも「温泉」とは?

幼いころから親しんでいることもあり、日本人だから温泉のことをよく知っている……そう思い込んではいないでしょうか?

でも、「温泉って何?」と聞かれたら、正確に答える自信がありますか?
 
実は、温泉には法律に基づいた定義が存在するんです。それが、温泉法と環境省の鉱泉分析法指針。

そのなかでは、水温の高さとはあまり関係がなく、通常の水と異なった鉱水やガスが噴出していることが温泉の条件とされているそうです。温泉の種類は、鉱泉分析法指針で4種類(冷鉱泉・微温泉・温泉・高温泉)に分かれていますが、国際的に統一された分類法ではありません。

また、温泉の中でも、特に温泉療法に用いることができるものが「療養泉」。しかし、こう呼ばれるためには、鉱泉分析法指針で定められた泉質などの条件をクリアしている必要があるのだそうです。

温泉とそっくりだけど・・・

このように、法律まで定められている温泉ですが、最近は天然ものではない温泉そっくりなものが登場しているって知っていますか?

いわゆるスーパー銭湯や健康ランドなどは、一般的な銭湯の延長線上にあると考えられそうです(施設によっては温泉水を利用しているケースもありますが)。ややこしいのは、「人工温泉」と「造成温泉」なんです。

人工温泉は、天然の鉱物から得られた医薬部外品などの薬剤(あるいは鉱石)を湯に投入したもの。つまり、天然由来の入浴剤を入れた大きな風呂のようなものと言えそうです。もちろん、しっかりと薬効があることが必要ですが、いわゆる温泉とは異なるみたいです。

一方、造成温泉は、地下に人工的に水を通すことでつくられた温泉のこと。温泉法の基準に達している必要があるため、これは「温泉」と名乗ることができ、泉質も良好であることが多いのだとか。

ややこしい話ですが、しっかりと「温泉」を見極めるためにもぜひ知っておきたい知識ですね。

 
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