現在、がんが発病する人の数は増えているそうです。調べてみると、国内の死亡原因におけるがんの割合は、全体の約3割(第1位)。また、WHOの付属機関「国際がん研究機関」の予測によると、2010年には世界でもがんが死因のトップになるのだとか。これらは、喫煙率の上昇や高齢化が原因だと言われているそうですが、今後ますますがんが発病する人の数は増えていく見込みだと言われています。
そんな中、現代西洋医学ではがんを完治しきれない場合に、代替医療を選択する人も多く存在するんです。薬物投薬による副作用が激しいケースなどは特にその傾向が強いそうです。そういった意味で、がん治療の一環として温泉療法が選択されることがあります。
では、どんな温泉地が選ばれているのでしょうか?
もっとも注目されているのは、ラジウムが発生している温泉。鳥取県の三朝温泉や、秋田県の玉川温泉などで有名ですよね。ラジウム温泉が選ばれるわけは、「ホルミシス効果」が期待できるからなんです。
ホルミシス効果とは、ミズーリ大学のトーマス・D・ラッキー生化学教授の研究で発見されたもの。低線量の放射線によってリンパ球が活性化するというデータが得られて、話題になりました。リンパ球が活性化するということは、免疫機能が向上するということ。結果的に病気への抵抗力が強まる可能性があるというから驚きました!
この研究結果により、ホルシミス効果で症状を改善させようと、ラジウムが発生している温泉地に訪れる患者数が増えたというのも納得です。また最近では、一部の大学病院でも温泉治療に注目しているところもあるそうですよ。
代替療法で新しいアプローチを試みたい時に温泉療法を検討するのもよいかもしれないですね。